野良猫が母になった観察日記

ある日、野良猫が居付いたが、妊娠していた。そして母になった。その記録です。

318日目  いよいよ外へ出す

318日目


天気予報を見ると、しばらく暑いとの事。

今日、実行しようと思う。

どっちみちこの先、いつかは出さなくっちゃいけないのだ。

心配なのは事故に遭わないか、帰って来ないのではないか。

毎日、毎日、そのことを思う為に布絵に

集中できなくなるのではないだろうか。

帰って来ないと心配で家を留守に出来なくなる。

頭が猫から離れなくなる。

私は自分の心が心配なのだ。

さて、決心はしたものの三匹一緒がいいか、

あるいは一匹ずつ試しにだすとか、

その場合はどの子にするか、優柔不断の私には決断できない。

結局、成り行きに任せてという事になる。

13:40ニャンコが出たそうに窓辺に居るので窓を開ける。

いつもは、すぐに閉めるが開けておくことにする。

ショウが第一に出る。

ついでヒメが出るが、ダイは気がついていない。

隣の人の物音で慌ててショウとヒメが戻って来るがすぐにまた出る。

ダイが窓辺に来るが出ないでしばらく眺めている。

周りの臭いを嗅いで用心していたが10分位するといなくなる。

さあ、ここからが私の心との闘いとなる。

隣の人が庭で電話する声がうるさいので子猫達も気にしている。

こんな暑い日なのに何故、庭で電話するのか、毎日の事なのだが

その音量にイライラする。

ちょっとするとヒメが走って戻って来るが

中に誰もいないのでまた冒険に出かけて行く。

ショウも姿を見せて近くで遊んでいる。

母猫ニャオちゃんはどこへ行ったのか姿が見えない。

子猫達を見守っているのか、関係なく出かけて行ったのか。

ダイが戻って来て、またどこかへ行く。

ショウもヒメも戻っては来るがまたどこかへ行く。

ニャオちゃんの姿が見えた。

どうやら庭の近くにいるようだ。

15:40家の中に入れてゲージに入れる。

ニャオちゃんの姿は見えない。