野良猫が母になった観察日記

ある日、野良猫が居付いたが、妊娠していた。そして母になった。その記録です。

8日目

8日目

昨日の夜と今朝、雨の音が一番強い時に,裏の方でニャオ、ニャオ鳴いている声が聞えて来る。

盛りがついて居るのか。

9時半、カーテンを開けてみるとダンボール箱の中に丸くなって寝ている。

ソバの残りと鶏胸、カリカリをあげる。

食べるとすぐに外に出てゆく。

ちょっとするとニャオ、ニャオ鳴く声が一声する。

うちのニャンコなのかしら。

18:15頃、外でニャオ、ニャオ、鳴いているので窓を開けると庭から来て、中に入る。

後ろから、この間威嚇していた灰褐色の猫がついて来る。

ニャオニャオ鳴いている。

うちのニャンコもカリカリを食べ終わると外へ出たいのかニャオニャオ鳴いている。

灰褐色の猫も首輪をして居ないので野良だと思うが,丸々と太っている。

雄だと思っていたが雌なのかもしれないと、不安がよぎる。

子供が出来たら困ると思い、今夜だけでも外に出さないようにしよう。

時折、外の猫がニャーゴ、ニャーゴと鳴いて誘いにくると

黒い猫も外へ出たいらしくニャーオ、ニャーオと大きな声で呼び合っていて、うるさい。

0時過ぎ、ベッドに横になるとたぶん階段の所に来ているのだろう。

外で鳴く猫に合わせてニヤーオ、ニャーゴの大合唱。

今日は特にめまいがひどくてフラフラしているので、一晩中これをやられては困ると思い

、ふわふわしながら下へ降りて窓を開けて外に出るように促すが、出ない。

仕方なくベッドへ戻るが、再びうるさいので下へ降りて窓を開け、

今度はテレビをつけて落ち着いた振りをすると、だんだんと窓へ近づいて出てゆく。

ホッとはしたが、心配が増える。

なんとか捕まえて避妊手術したいのだが、触ることも出来ない。

とにかく、今日は寝る。