野良猫が母になった観察日記

ある日、野良猫が居付いたが、妊娠していた。そして母になった。その記録です。

338日目 ヒメ戻る。

338日目  ヒメ戻る。

朝方4時トイレに起きたついでに庭を覗いてみるが姿はない。

カリカリも食べていない。

7:30またトイレに起きて庭を見てみる。

居ないがカリカリを食べた跡があった。

一度は帰って来たという事か。

窓を少し開けて、もう一度寝る。

5分もしないうちに階下で「ニャー」とかすれた声が聞える。

起きてゆくとヒメが階段の下で私を呼んでいる。

「かえって来たよ」とでも言っているかのよう。

窓を閉めておやつで釣って抱いて見るとどことなく身体が湿気ている。

草の中に居たのだろうか。

ゲージに入れてからもう一度寝ようかと思ったが眠れないので起きる。

朝御飯を食べさせるが食べた後ヒメの姿が見えない。

遊び疲れてどこかで休んでいるのだろう。

掃除がてら探すと隣の部屋の額のダンボールの上に居た。

ニャンコがよく休むところだ。

洗濯を終えて部屋に戻るとヒメが起きて来ていた。

いつもより簡単に捕まるので抱っこして膝の上に乗せ、ずっとなでなでする。

ヒメはおとなしく撫でられ気持ち良いのかグルグル言っている。

ダイとショウは2階の部屋で遊んでいたが戻って来たので三匹をゲージに入れる。

12時、ショウが鳴き出したのでお昼ご飯にする。

食べると又ヒメは奥の部屋に行った模様。

ショウが窓ガラスを引っ掻いて開けろと言うので開けると二匹は出てゆく。

少ししてヒメが隣の部屋から出てくるが、窓は開いているのにすぐには出ない。

余程、昨夜は心細い思いをしたのかな。

しばらく窓の所に立ったり、下へ降りて佇んでいたがいつのまにかいなくなる。

ショウとダイは相変わらず出たり入ったりして庭から外に出ないでいる。

14時過ぎたのでショウとダイだけでもゲージに入れようと思い

まず、ショウを入れてからダイを捕まえようと隣の部屋に行くと

ばったり、ヒメと鉢合わせ。

いつもなら逃げられるがサッと手を出したら案外簡単に捕まったので

ゲージに入れる。

いつ戻って来たのか気づかなかったがもしかしたら外へ出ないで

中に居たのかしら。

ダイも捕まえられるのを待って居る風ですぐに捕まる。

18:30夕飯にする。

食べるとヒメは隣の部屋へ消える。

ニャンコは今日は戻って来なかった。