野良猫が母になった観察日記

ある日、野良猫が居付いたが、妊娠していた。そして母になった。その記録です。

209日目

  

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親子で日向ぼっこ


209日目   


   10時起床

  ニャンコは居間のドアの前で待って居る。

 いつも通りに早くせよと言いたげに噛んで来る。

  食後の洗い物をしていたらドタバタとすごい音がするので

  振り向くとショウが懐中電灯をどこかに引っ掛けて部屋中を

  ぐるぐると回っている。パニック状態のよう。

  最後はゲージに入る。

  紐が身体のどこかに引っかかって逃げまどっているのかと思ったら

  本人が咥えている。

  遊んでいたのか。

  11:00にゲージに入れるとニャンコは外へ出てゆく。

  庭で草を食べて15分に窓下に戻っているので中に入れる。

  ずっとゲージの前に座っている。見守っているのか。

  どうしたら出してやれるのか考えているのか。

  12:45昼食にする。

  昨日と打って変わって外は陽が当たって温かそう。

  そろそろ子猫を外に出してあげたいがどうしたらいいのかわからない。

  第一の心配は事故に遭うかも、第二は帰って来ないかも、第三は

  誰か室内飼いをしてくれる人が見つかった場合は外の世界を知らない方が

  幸せかなと思ったり・・・

  13:45ゲージに入れる。

  ニャンコは外へ。

  15:30買い物から戻るとニャンコが窓下で待って居る。

  中に入れて子猫を出す。

  珈琲を入れて飲もうと思ったらニャンコが私の椅子を占領している。

  昼は珍しい事だ。

  仕方ないので別の椅子で飲む。

  大人しいので16:00前にゲージに入れて二階へ上がる。

  19時に下に降りて夕飯を用意していると窓下に父猫が寝そべっている。

  食べ終わると珍しくヒメが私の膝の上に来る。

  最近は珍しい事だ。

  そのうちにショウが来てダイが来て、膝の上で三匹がまったり始めた。

  すると机の下にいるニャンコが手を伸ばしてくる。

  私の食事の時、まとわりついてうるさいのでゲージに入れる。

  20時ニャンコは外へ出たいのかと窓を開けようとすると、また父猫が

  いて庭の方へ歩いて行く。

窓を開けるとニャンコは出るが父猫がいた場所の臭いを嗅いで

  部屋に戻って来る。

  子猫をゲージから出す。

  20:40子猫をゲージに入れようとすると、何となくニャンコが

  手伝ってくれている気がする。

  20:45ニャンコは外へ出る。

  21:30に戻って来る。

  22:45子猫をゲージから出して遊ばせる。

  23:30にゲージに入れて風呂の湯を入れに部屋を出ると

  ニャンコが変な声で鳴いている。

  何かあったのかと見に行くと私のレッグウォーマーの片方を獲物に見立てて

  捕まえているらしい。

  しかし、なぜ変な声で鳴いていたのだろう。

  ネズミを捕まえて帰って来た時のような声だ。

  その後もニャンコはおかしい。
 
  いつものように居間のドアを閉めて二階に行こうとすると

  フニャフニャなく。

  二階へ行きたいのかとドアを少し開けると出て来て

  二階へ先導して上がっている。

  私はそのまま寝たが何回か階段を上り下りする音が聞こえる。

  何をしたいのだろう。