野良猫が母になった観察日記

ある日、野良猫が居付いたが、妊娠していた。そして母になった。その記録です。

287日目 母猫が触らせてくれるようになる。

285日目

ニャンコがやっと身体に触れさせてくれるようになった。

少し前から子猫を抱いて「かわいいね、いい子だね」と撫でていると

ニャンコの視線を感じていた。

羨ましく思っているような気がした。

特にダイが床に横になって、私に撫でるように要求している時など

じっと見ている。

それは、我が子に何をするのかと警戒の目で見ている というより

私にもやって欲しい と思っている感じがした。

少しずつ背中からお尻に掛けて触って様子を見ていた。

食事の時間が来て子猫をゲージから出そうと近寄ると

そのドアの前に身体を擦り付けるようにしている時が狙い目である。

少し嫌な素振りはするが、心から嫌がってはいない感じがした。

何故なら シャーと威嚇する事もなく、手を出して、私の手を引っ掻くような

素振りはするが爪は出ていない。

しつこくすると嫌がられるので2,3回触ってやめることにした。

手を噛むこともあるがすごく弱い力である。

危害を加えるつもりはないらしい。

「痛いよ」というと辞めてくれる。

もう少しで抱っこ出来るかも知れない。

だんだん心を許してくれているのが有難い。

ずいぶんと時間はかかったが、もう少しだ。

嬉しくてしょうがない。